子どもを信じること


子どもを信じること
田中茂樹 著

定価(本体2,800円+税)
2011年9月10日発売
四六判上製/336頁
ISBN 978-4-905328-01-8 C0037
発行 大隅書店

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不登校、引きこもり、摂食障害、等々…。子育てをめぐる様々な悩みや苦しみはなぜ生じるのか。その仕組みを心理学の概念で解き明かし、多数の事例を紹介しながら子どもとのコミュニケーションの望ましいあり方について具体的な方法を提案する。脳科学者/医師/臨床心理士/四児の父親/少年サッカーの指導者である著者による書き下ろし。

はじめに
この本の目的と構成

Ⅰ 診察や面接で気がついたこと
  1 親にできるのは自分が変わること
  2 目に見えるものに偏りすぎていないか
  3 勉強よりも大切なこと
  4 先んずれば人を制す?
  5 不登校は勇気ある行動である
  6 子どもを信じて愛情を与える
  7 まず好きになる
  8 きちんとすることよりも好きになることを
  9 子どもは導かないと成長しないのか?

Ⅱ 親子の関係
  10 親と子の別れ
  11 子どもと親の距離 ― 近すぎる親、遠すぎる親
  12 近すぎる親の問題 ― 子どもの出会う現実を加工する
  13 遠すぎる親の問題 ― 子どもの気持ちに無関心
  14 現実を受け容れるということ
  15 叱りすぎることの危険性
  16 母親は子どもに去られるためにそこにいなければならない
  17 空腹の自由、食欲の自由、排泄の自由
  18 頼りないので手放さない
  19 食べ物は毒?
  20 優等生はなぜいじめられやすいのか
  21 自分を守る心の仕組み ― 防衛機制について
  22 自分の世界にこもることで自分を守る ― 引きこもりの防衛
  23 不快をもたらす現実を受け容れない ― 否認の防衛
  24 育児の不安、親の不安 ― 置き換えの防衛
  25 自分の思いを相手に映し出す ― 投影による防衛
  26 子は親の鏡 ― だから親の過去を映すこともある
  27 できたと思って喜ぶとすぐ逆戻り ― 打ち消しの防衛
  28 なんでも思い通りになるという感覚 ― 万能感による防衛
  29 責められるより責める方が楽 ― 攻撃者への同一化
  30 親が子どもを守るということ

Ⅲ 子どもとのコミュニケーション
  31 先に進まない
  32 小言を控える
  33 指示しない
  34 子どもに起きてくる変化
  35 押しつけないことで伸びるものがある
  36 子どもが失敗した時は愛情を与えるチャンス
  37 おしゃれや化粧は自分を守る
  38 衝動を制御する力はどう育つのか
  39 家ではくつろがせてやる
  40 子どものペースで
  41 子どもは「嬉しい」や「悲しい」をどう学ぶのか
  42 子どもをやる気にさせる
  43 自分の意見を言える子どもはどうやれば育つのか
  44 見守る
  45 アイスクリーム療法

参考文献
おわりに

田中茂樹(たなか・しげき)
1965年、東京都生まれ。4歳から高校卒業まで徳島県で育つ。京都大学医学部卒業。京都大学大学院文学研究科博士後期課程(心理学専攻)修了。文学博士。2010年3月まで仁愛大学人間学部心理学科教授、同大学附属心理臨床センター主任。専門領域は、fMRIを用いた高次脳機能の研究および失語や健忘などの高次脳機能障害。現在は、医師・臨床心理士として、地域医療、カウンセリングに従事している。2012年3月より佐保川診療所所長。著書に、『認知科学の新展開4 イメージと認知』(共著、2001年、岩波書店)、『自己心理学4 認知心理学へのアプローチ』(共著、2008年、金子書房)、『よくわかる認知科学』(共著、2010年、ミネルヴァ書房)などがある。

岡田千晶(おかだ・ちあき)
1961年、大阪府生まれ。セツ・モードセミナー卒業。受賞歴に、ボローニャ国際絵本原画展2010入選などがある。主な作品に、『うさぎくんとはるちゃん』(おかだちあき作・絵/おかだこう作)などがある。


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