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ブラディ・ダーウィン ―もうひとつのパールハーバー―


ブラディ・ダーウィン
―もうひとつの
パール・ハーバー―
ピーター・グロース 著
伊藤 真 訳
加藤恒彦 装幀
定価(本体2,800円+税)
2012年5月30日発行
四六判上製/372頁
ISBN 978-4-905328-02-5 C0022
発行 大隅書店
在庫 品切れ






真珠湾攻撃からわずか10週間後の1942年2月19日、日本軍が豪州北部の港湾都市ダーウィンを空襲し、多くの市民の命が奪われ、町は大混乱に陥った。オーストラリア史上最悪の惨事、悲劇はいかにもたらされたか。酷暑や豪雨など厳しい熱帯性気候の辺境の地、忌々しい(ブラディ)町ダーウィンを襲った出来事の"知られざる真実"に迫る、渾身のノンフィクション。全豪ベストセラー、待望の邦訳!


日本語版のためのまえがき
まえがき
第1章 青天の霹靂
第2章 悲運の町ダーウィン
第3章 真珠湾への道
第4章 防空態勢は穴だらけ
第5章 つべこべ言っている場合ではない
第6章 判事が暴いた防空対策の実態
第7章 ダーウィン発の輸送船団、日本軍に見つかる
第8章 ゼロ戦、ゼロ戦、ゼロ戦だ!
第9章 QQQ QQQ QQQ de VZDN
第10章 空襲のはざまで
第11章 ダーウィン大脱出レースの幕開け
第12章 混乱の渦中へ
第13章 軍政下の町ダーウィン
第14章 迷走した空襲報道
第15章 揺れる犠牲者数
第16章 騒動の顛末
エピローグ それぞれのその後
資料1/資料2
謝辞
注/参考文献
訳者あとがき

ピーター・グロース(Peter Grose)
オーストラリアの大手全国紙ジ・オーストラリアンの英国特派員・編集次長を務めたのち、出版エージェント、編集者などとしてオーストラリアとイギリスの両国で活躍。その後、日本軍の特殊潜航艇によるシドニー港攻撃を扱ったノンフィクション"A Very Rude Awakening"(2007)を執筆。日本の連合艦隊機動部隊によるダーウィン空襲を扱った本書"An Awkward Truth"(2009)がオーストラリアでベストセラーとなる。

伊藤 真(いとう・まこと)
1988年京都大学文学部卒業。NHKの番組ディレクターとして日本史・現代史など教養番組の制作に従事し、大型ドキュメンタリー番組「真珠湾への道1931-1941」を最後に、フリーランスの翻訳家・番組ディレクターとなる。訳書に、『告白』(C.R.ジェンキンス著、角川文庫、2006年)、『ペリリュー・沖縄戦記』(E.スレッジ著・共訳、講談社学術文庫、2008年)、『インド特急便!』(D.ラク著、光文社、2009年)ほか、共著に『近衞家の太平洋戦争』(NHK出版、2004年)『宋姉妹』(角川文庫、1998年)などがある。

*上記プロフィールは刊行時のものです。




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