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小さなラジオ局とコミュニティの再生 ―3.11から962日の記録―


小さなラジオ局とコミュニティの再生
―3.11から962日の記録―
災害とコミュニティラジオ研究会 編
北尾 崇 装幀
定価(本体2,200円+税)
2014年5月30日発行
A5判並製/224頁
ISBN 978-4-905328-05-6 C0036
発行 大隅書店
在庫 品切れ

*オンデマンド版はこちら






東日本大震災の発生直後から現地入りし、様々な支援活動に関わってきた「災害とコミュニティラジオ研究会」のメンバーが、それと並行して進めてきたフィールド調査をもとに作成したドキュメント。地域コミュニティの再生においてコミュニティラジオの果たすべき役割を問い直し、小さなメディアを支える社会的な仕組みについて実践的な提言を 行う。

正誤表(2刷以降修正済み)


はじめに

第1章 想定外の災害で求められたもの
  ― コミュニティラジオの役割
 1 「生きるための情報」の不在
 2 続々と開局する臨時災害放送局
 3 多面的な支援
 4 復興の長期化とラジオの役割の変化
 5 検討されるべき課題

第2章 復旧と復興のためのラジオ
  ― 臨時災害放送局の実態と課題
 1 類をみない開局数
 2 二つの異なるラジオ局
 3 自治体が立ち上げた臨時災害放送局
 4 コミュニティ放送局による臨時災害放送
 コラム ラジオは活きているか!?
 コラム 人との出会いと一通の手紙

第3章 「被災地のラジオ局」では括れない物語
  ― 3つの事例
 1 南相馬災害エフエム(南相馬ひばりエフエム)
 2 南三陸災害エフエム(FMみなさん)
 3 大槌災害エフエム(おおつちさいがいエフエム)

第4章 ラジオ局だからできる支援活動
  ― コミュニティラジオの運営者たち
 1 日本コミュニティ放送協会(JCBA)
 2 NPO法人東日本地域放送支援機構
 3 サイマルラジオ
 4 NHK仙台
 コラム ラジオ番組「声の便り」について

第5章 試行錯誤の支援スキーム
  ― コミュニティラジオの支援者たち
 1 財 団 ― コミュニティラジオへの資金提供スキーム
 2 企 業 ― 専門性を活かす支援
 3 FMわぃわぃとパートナー団体による支援活動
 4 FMながおか ― 被災経験と技術で防災に役立つ信念
 コラム 希望をつなぎ、未来へつなぐ懸け橋

第6章 救うためのインフラ
  ― コミュニティラジオの制度と政策担当者たち
 1 被災時を支えた総務省の「臨機の措置」
 2 東北総合通信局

終 章 社会変革の道具としてのラジオ
  ― まとめと提言

参考文献
インタビューリスト
附 録 シンポジウム抄録
謝 辞

金山智子(かなやま・ともこ)
岩手県大船渡市出身。情報科学芸術大学院大学(IAMAS)教授・産業文化研究センター長。はじめに、第1章、第2章、第4章1・2・3、終章、担当。

日比野純一(ひびの・じゅんいち)
東京都出身。世界コミュニティラジオ放送連盟アジア太平洋地域理事。第3章1・3、第5章3、担当。

宗田勝也(そうだ・かつや)
京都府京都市出身。京都コミュニティ放送副理事長。第3章2、担当。

松浦さと子(まつうら・さとこ)
兵庫県伊丹市出身。龍谷大学政策学部教授。第4章4、第5章1・2・4、第6章、担当。

松浦哲郎(まつうら・てつお)
石川県金沢市出身。元世界コミュニティラジオ放送連盟アジア太平洋地域理事。シンポジウム抄録、担当。

*上記プロフィールは刊行時のものです。



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