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十人十色の子どもたち ―発達支援の現場から―


十人十色の子どもたち
―発達支援の現場から―
鈴木正樹 著
北尾 崇 装幀
定価(本体2,200円+税)
2015年6月28日発行
四六判並製/264頁
ISBN 978-4-905328-11-7 C0037
発行 大隅書店
在庫 品切れ

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商社勤務を経て教育機関に転職、不登校や学業不振の背景にしばしば発達障がいや学習障がいがあることを知り、そこに特化した学習塾をみずから起業した著者が、10年にわたる奮闘の中で得た、個性豊かな子どもたちとの出会いを描く、珠玉の18のものがたり。


プロローグ
第1話 学校に行きたいのに行けなかったAくん
第2話 イライラ感が強かったBくん
第3話 進学校から通信制高校に転入したCくん
第4話 集中することが苦手だったDくん
第5話 お母さんとの言い争いが絶えなかったEさん
第6話 気持ちを伝えることで夢に一歩近づいたFさん
第7話 知的障がいのある弟を持つGくん
第8話 校門をくぐることができないHくん
第9話 思ったことをすぐに口に出してしまうIさん
第10話 書くことがトラウマになっていたJくん
第11話 自分に合った勉強方法を見つけたKさん
第12話 勉強する時に気が散ってしまうLくん
第13話 自分の間違いや失敗が許せないMくん
第14話 文字を書くことが苦手なNくん
第15話 家族以外の人とのやりとりが苦手なOさん
第16話 いつもにこにこしているPさん
第17話 頑張りすぎてしんどくなってしまうQさん
第18話 コミュニケーションが苦手だったRくん
エピローグ
全国発達障害者支援センター一覧

鈴木正樹(すずき・まさき)
1967年静岡県生まれ。大学卒業後、私立高校、アパレル系商社、教育機関勤務を経て、発達障がい児および不登校の子どもたちの支援を目的とし、2005年、株式会社アットスクールを設立。以来、教育相談、子育て相談や、発達に課題を持つ児童・生徒の学習支援に携わりながら、各地域での講演や学習が苦手な子どもたちの教材開発を行っている。また、現在は、一般社団法人発達サポートセンター・ピアすまいる代表理事、NPO法人JDDネット滋賀の理事として、発達障がい児およびその家族に対し、発達障がいのある人が自立して生活するための支援や、発達障がいに関する啓発活動を行うことにより、地域と社会の福祉の増進を図り、広く公益に貢献することを目的として活動している。

鈴木さんは、どんな子どもにも素晴らしい潜在的な能力があるということを、まっすぐに信じておられます。そして、子どもと根気よくつきあい、良き聞き手となり、しっかりと関わることにより、対人関係が苦手だったり、コミュニケーションが苦手だったりで、自信を失った沢山の子どもたちの、セルフエスティーム(自己肯定感)を高めることに、見事に成功されて来ました。支援を必要としている子どもは、みんな「困った子」ではなく、「困っている子」なのです。この本を読むと、子どもを信じて寄り添うことの大切さに気づかされます。ぜひこの一冊をお薦めします。
竹田契一
(一般財団法人特別支援教育士資格認定協会理事長/大阪教育大学名誉教授/大阪医科大学LDセンター顧問)





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