ちゃっくりかき
ちゃっくりかき 中澤智枝子 再話 五足 萬 著 保立葉菜 絵 北尾 崇 装幀 定価(本体1200円+税) 2017年1月12日発行 B5変形判・上製/24頁 ISBN 978-4-905328-18-6 C8793 発行 大隅書店 在庫 あり
祖母から母へ、母から娘たちへ、ずっと語り継がれてきた、古くて新しいものがたり。父と子の滑稽なやりとりをユーモラスな眼差しで、ドッシリと描いた絵本。よめば不思議と、元気が湧いて来る!!
中澤智枝子(なかざわ ちえこ) 1912年、東京に生まれる。大学で家政学を学び、5人の娘達を育てながら、栄養士の国家資格を取り、料理学校や料理教室で料理を教えた。4歳から7歳まで、山口の祖父母のもとで育てられ、毎夜、祖父母から昔話を聞き、その中の1つ「ちゃっくりかき」を娘達に語った。2015年1月、102歳で死去。
五足 萬(ごたり まん) 1947年、中澤智枝子の五女として、山口に生まれる。大学で生物学を学び、研究、教育に携わる。退職後、幼い頃に母から聞いた「ちゃっくりかき」を絵本にした。
保立葉菜(ほたて はな) 1983年、東京に生まれる。木版画作家。展示・装画・挿絵などで活動。各国のフォークアートに魅せられ、旅先や日常生活のエピソードをもとに制作。物語のあるような作品づくりがモットー。