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長江に消えた母


長江に消えた母
野夫 著
佐々木猛・ 木田章義・
王小林 訳
早川宏美 装幀・装画
定価(本体4,000円+税)
2026年6月27日発行
2026年7月01日発売
四六判上製/476頁
ISBN 978-4-9912486-9-6 C0097
発行 さいはて社
在庫 未入荷


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激動の時代に翻弄された名もなき人々への挽歌 ― 苦難の世紀を生きた家族や友人の生と死を、静謐かつ情感豊かな筆致で描き出し、台湾・中国・香港で熱烈な支持を集めた放浪の作家・野夫。その代表作『江上的母親』待望の日本初出版。

2009年 北京当代漢語研究所「当代漢語貢献賞」受賞
2010年 台北国際ブックフェア大賞「年間最優秀書籍」受賞
2011年 独立中文ペンクラブ「自由著作賞」受賞
2012年 中国在場主義「中国在場主義散文賞」受賞
2025年 中国民間の帰園雅集「年間小説賞」受賞

― 台湾での出版直後から、「海峡の両岸を揺るがす本物の声」として、熱狂的な評価を獲得。各国で翻訳され、世界中の読者の心を揺さぶり続ける散文集。


この世の挽歌 ― 日本語版自序
この人生にとどまり、松明を新しい薪に伝える ― 序に代えて

長江に消えた母 ― 母の失踪十年を祭る
地主の悲劇 ― 土地改革と一家崩壊の年代記
墓の灯 ― 祖母の思い出
組織に引き裂かれた運命 ― 大伯の革命と愛
斜陽の世に生を享けて ― 幺叔の物語
別れの夢は日に遠し ― 亡き友李如波を悼む
畸人劉鎮西
革命時代のロマン
刑場に引き立てられた青春
ある料理人の話 ― 掌瓢の黎爺

故郷・故人・故事 ― 跋に代えて
自撰年譜
解説 野夫と江湖文学(王小林)


野夫(やふ)
1962年に中国湖北省利川県で生まれる。本名は鄭世平。武漢大学卒業後、公安部門に勤務したが、天安門事件を機に辞職。出版社経営などを経て、自由作家、詩人、ジャーナリストとして活躍。台北国際ブックフェア大賞など、複数の文学賞を受賞しており、海外でも高く評価されている。

佐々木 猛(ささき・たけし)
1948年に滋賀県栗東市で生まれる。元大阪大学教授。

木田 章義(きだ・あきよし)
1950年に大阪府大阪市で生まれる。京都大学名誉教授。

王 小林(おう・しょうりん)
1963年に中国陝西省西安市で生まれる。東西哲学研究所代表。






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