新たなる茶の湯研究の地平を拓く ― 茶の湯のお点前は、流派により、どこがどのように違うのか。お点前の違いから、それぞれの流派の関係はどのように見えてくるのか。大小さまざまな44流派を調査し、各流派の風炉薄茶点前をデータ化して、多変量解析と系統推定による数理的分析を試みる。さらに、現在の点前と近世初期〜中期の茶書の記述を精査し、点前が変化してきたことについて検討。資料編として44流派の系譜も紹介する。
*本書は、2015年3月に大隅書店から発行され、ご好評につき品切れとなりました。この度、オンデマンド版として新たなISBNを付与し、さいはて社のラインナップに加えることにしました。かわりないご愛顧を賜わりたく、よろしくお願いいたします。